兵庫 夜勤専従看護師

看護実習ってこんな感じです!

実習が辛くて、学校を本気で辞めたいと思う学生はたくさんいると思います。学年の半分以上の学生はそう思うかもしれませんね。私も看護学生のとき、1度だけ本気で学校を辞めようとしたことがありました。しかもそれは、最終年度の最後の実習の時でした。なんとか持ちこたえて卒業して看護師として働く事もできましたが、このことがなければ、今の自分はいないかもしれないと思うほど、とても大切な出来事でした。
最終学年は9ヶ月ほど実習期間がありました。実習の終わりに近づくにつれて、指導教官も厳しくなっていくものです。「今まで何をやってきたの?」と怒られる事も何度もありました。
最後の実習は内科実習でした。指導教官は3人おり、曜日ごとに交代で来ていました。ですので前日に注意されたアセスメントを書き直しても、また別の先生に別の点で注意されて再度直すというようなこともしょっちゅうありました。
1週間書き直しが続き、患者さんのところにあいさつに行く事も許されず私もかなり焦っていました。同時に何度も何度も書き直しすることに、精神的にまいってきていました。同じグループの友達はどんどんケアを行っている中で1人控え室でアセスメントを睨むだけの毎日。そしてついには実習を休んでしまいました。
電車で1時間半の実家に帰り、親に「学校辞める」と言ってしまったのです。もちろん引き止められると思っていたのですが、親の口から出たのはは意外にも「辞めてもいいよ。あなたには向いていないのかもしれないね。」という言葉でした。なんだか拍子向けしてしまったのを覚えています。実習期間は出席日数が足りないと単位がもらえませんので、あまり休むわけにはいきません。もう辞める覚悟で実家に帰ったのですが、親の言葉で逆に気が抜けギリギリの欠席数のところで実習に戻りました。
結果、実習単位ももらえて卒業もでき国家試験にも合格できました。後々に親にその時の話をすると「本気で辞めたらどうしようかとヒヤヒヤした。せっかくここまできたのに、卒業くらいはしてほしいと思っていた」と笑っていました。
辞める事はいつでも出来ます。でもあの時の辛さを乗り越えたからこそ、支えてくれた家族や友達の有り難みも卒業した達成感も得られたんだと思います。乗り越えたという自信も、働いてからのモチベーションにもつながっているような気がします。